本質を学ぶ

【 金持ち父さん貧乏父さん 】から学ぶ〜お金の流れと4つの働き方とは?お金というものを理解することで収入は劇的に変わる

IT起業家兼WEBマーケターでもあり、「 群れずに稼げる強い個人を生み出す 」という理念を掲げている著者アダムが、今の生活に不満や文句が絶えないという社会人の方々、学生の方々、経営者・事業者の方々へ、” お金をかけずに最短神速で『 ゼロからイチ 』を生み出すことができる術 “”を伝授するため、当ブログ、SNSなど様々な媒体で発信しています。

アダム
アダム
この記事では日本で300万部超という驚異的なベストセラーとなったアメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学「 金持ち父さん貧乏父さん 」から学ぶお金持ちになるための教育や考え方について話していくよ。

世の中には頑張ってたくさん働いてもなかなか収入が増えない人もいれば、逆にほとんど働いていないのにたくさんの収入がある人も存在します。

朝から晩まで仕事をしてもお金を稼げない人、一方で毎月のように旅行に行ったり、毎日好きなことして生活しているのに稼げる人、この人たちには一体どんな差があるのでしょうか?

今回はなぜ収入に大きな差が開くのか、その理由を金持ち父さん貧乏父さんの中でも紹介されているキャッシュフロークワドラントの「 ESBI 」に沿ってお話していきます。

キャッシュフロークワドラントESBIとは?

キャッシュフロークワドラントの「 ESBI 」とはどういった意味なのか説明すると

・ キャッシュフロー=お金の流れ(どうやって収入を得てどうやって支出していくのか)
・ クワドラント=円を四分割したもの

といった意味になり、つまり「 収入を得るための4つのモデル 」といった意味になります。

この収入を得るための4つのモデルの頭文字が「 ESBI 」となるのです。

● E=employee(従業員)
● S=self employee(自営業者)
● B=business owner(ビジネスオーナー)
● I=investor(投資家)E=employee(従業員)

 

 

世の中に存在する全ての収入を得る方法は、この4つのどれかに必ず当てはまります。

コンビニでアルバイトをしている人、正社員として会社に勤めている人、会社を経営されてる人、投資でお金を稼いでいる人など、どんな人でも必ずこの4つのどこかに属しています。

そして、お金を稼げるのか稼げないのかは、この4つのモデルのどこに属するのかで大きく変わってきます。

それでは、ESBIそれぞれの特徴についてお話していきます。

E=employee(従業員)の特徴

従業員とは、会社などに雇われて、給料を得るような収入のもらいかたのことです。

大手の企業から、中小企業まで、どこかの会社に雇われて、給料を得ている人は全員Eに属します。

Eに属する人達の特徴は以下のようなものがあります。

・自分の時間を対価として収入を得ているので、自由な時間が少ない

・自分の労働力を対価として収入を得ているので、収入に限界がある(労働力以上  の収入にはならない)

・人生の主導権が自分になく、会社にある

時間を対価として収入を得ているので自由な時間が少ない

従業員は収入を得るために時間を対価としているので、必ず会社に自分の時間を拘束されることになります。

従業員は朝何時に出社して、何時まで働かなくてはいけないといった決まりがあり、このような拘束時間が多く発生することで、当然自分の自由な時間と言うものは少なくなってしまうのです。

自分の労働力を対価として収入を得ているので収入に限界がある

従業員は1時間働いたら1000円、1日働いたら10000円、1ヶ月働いたら20万円といったように、自分の労働力を対価として収入を得ています。

この収入モデルでは、自分一人の労働力を対価としている以上、自分の労働時間を増やさなければ収入は一向に増えません。

しかし、労働時間を増やすと言っても1日は24時間しかありませんし、その中で働くことのできる時間は睡眠や食事の時間を抜くと、せいぜい8時間前後です。

労働時間を1時間2時間増やした所で、大きく収入を増やすことは難しいのです。

例えば、収入が月20万円のサラリーマンが翌月に40万円を稼ぐには、
自分がもう一人でもいない限り不可能になります。

人生の主導権が自分になく会社にある

会社に雇われて給料を得ている以上、基本的には会社が主体となって物事が運ばれていきます。

会社から、「 来月から異動 」と言われれば引っ越さなければいけないですし、「 勤務時間を変える 」と言われれば、勤務時間を変えなくてはいけませんし、「 人件費を削減する 」と言われれば、急に会社をクビになったりしてしまうのです。

好きな時間に働いたり、好きな日に旅行に行ったり、自分がやりたいと思えるやりがいのあるビジネスをやったりすることは基本的にはできず、会社が主体となってやることを決められてしまうのです。

「 自分の労働力と時間を対価にして収入を得る 」ということは、こういったことなので、ここを理解する必要があります。

S=self empioyee(自営業者)の特徴

自営業者とは、「 自分の事業 」を行っている人のことです。

個人でお店を経営している人、個人でなにかかサービスを提供しているような人はSに属します。

Sに属する人達には以下のような特徴があります。

・自分の時間を対価として収入を得ているので、自由な時間が少ない

・自分の労働力を対価として収入を得ているので、収入に限界がある

・人生の主導権が自分にある

自分の時間を対価として収入を得ているので自由な時間が少ない

自営業者も基本的には、自分が働かなくては収入は発生しません。

なので、自分がどれだけ働くのかで収入は決まってきます。

たくさん収入を得たいというのであれば、その分会社員同様に自由な時間は少なくなっていきます。

自分の労働力を対価として収入を得ているので収入に限界がある

自営業は自分が働いた分が収入になるので、基本的には労働収入型となります。

自分が働いた分だけ収入になるので、労働力を増やさなければ収入は増えていきません。

人生の主導権が自分にある

自営業者は従業員とは違い、人生の主導権が自分にあります。

どんなビジネスをやるのか、いつ休みにするのか、どこでビジネスをやるのかもすべて
自分が主体となって決めることができます。

ただし、自分が働かなくては、収入が入ってこない労働収入型なので、どうしても自由な時間だけは確保しずらいのがネックとなります。

B=business owner(ビジネスオーナー)の特徴

ビジネスオーナーは直訳すると、「 ビジネスを所有する人 」のことです。

例えば、ラーメン屋のオーナー、美容室のオーナーなど、基本的には現場にはいないのですが、そのビジネスの「 権利 」をもっている人達です。

Bに属する人達には以下のような特徴があります。

・権利収入を得ることができる

・自由な時間がある

・人生の主導権が自分にある

権利収入を得ることができる

ビジネスオーナーが出資等をすることでビジネスの基盤を作り、従業員を雇う立場となり、そのビジネスの権利を所有します。

そのため、そのビジネスで発生する、リスクなどもすべてオーナーが背負う半面、そこで発生した利益もビジネスオーナーへと支払われるのです。

ビジネスオーナーは現場で直接働かずとも、自動的に収入が入ってくる権利収入型となります。

自分は直接働かないので、労働力や時間などに限界はなく、こういった仕組みをたくさん作ることでどんどん収入を増やしていくことができます。

自由な時間がある

自分が直接働くことはないので、基本的には自由な時間がたくさんあります。

いつ働きいつ休むのかは全て自分でコントロールできます。

人生の主導権が自分にある

何をするにもすべて、自分が主体となって決めることができます。

どこでビジネスをするのか、どんなビジネスをするのか、いつ休むのか、何時間働くのか、すべてが自由です。

さらに、自由な時間もたくさんあるので、さらに自己投資をする時間があったり、違うビジネス展開をしたり、自由に旅行に行ったりもできます。

I=investor(投資家)の特徴

投資家は、株、不動産、為替、債権、商品などに、投資をすることで利益を得る人たちのことです。

基本的にはお金など、自分の力以外のあらゆるものの力を使って収入を得ることができる人達です。

Iに属する人達には以下のような特徴があります。

・権利収入を得ることができる

・自由な時間がある

・人生の主導権が自分にある

権利収入を得ることができる

投資家が出資をすることで、そのビジネスに対する権利が発生します。

その出資を元にビジネスが拡大していけば、その分が投資家の収入となります。

基本的には出資をするだけなので、その後の労働などは一切必要なく、自動的に収入が入ってくるような権利収入型となります。

このような「 権利 」を沢山増やしていくことで、収入をどんどん増やしていくことができます。

自由な時間がある

自分が働くことはなく、お金や不動産、株や為替など、自分以外のものが働いてくれるので、自由な時間がたくさんあります。

「 自分以外のものを働かす 」ということができると、自分の労働力や時間を対価にせずとも収入を得ることができるのです。

人生の主導権が自分になる

自由な時間とお金があるので、好きなことができます。

自分の人生を全て自分自信で、コントロールしていくことができます。

労働収入と権利収入

それぞれのESBIで決定的に異なるのは「 収入を得る方法 」です。

EとSは自分自身が働いた分が収入になる労働収入型であるのに対し、BとIは自分以外のモノの力を使って収入をえる権利収入型となります。

この違いによって収入にも、大きな差が開いていくことになるのです。

労働収入型

労働収入型は最大でも、「 自分一人の労働力分しか 」収入にはなりません。

EとSに属している限り、いつまでたっても収入には限界があり、自分の自由な時間も得られないのがわかります。

権利収入型

不労収入型は「 自分以外のモノの力 」を使って、収入を得ているので、収入に限界がありません。

BとIに属することができれば、収入には限界がなく、かつ自由な時間も得ることができるのがわかります。

収入を増やし自由な時間を得るには

収入を増やし、同時に自由な時間を得るためには、BかIになるということが必要となります。

Eに属しながら、

「 いつか大きな収入を得たい 」
「 いつか自由な時間を得たい 」


と思っていても、それは一生手に入りません。

この二つを手に入れたいのであれば、積極的にクワドラントを『 E⇒S⇒B⇒I 』と変えていく必要があります。

よくある例として、今の状態がEなのにも関わらずいきなりBやIに進もうとする人は多いのですが、これは非常に危険な行為なのでやめたほうがいいです。

宝くじを買う行為と変わらないですからね。

まずはSで自分自身で稼ぐスキルを得てから、BやIに進んでいきましょう。

自分の将来としっかり向き合って、自分はどういった収入の得方をしていきたいのか。

今一度見つめ直してみましょう。